翁知屋 秀衡塗の使い方 煮物椀×日本料理

秀衡塗の煮物椀はどんな風に使ったら楽しめるでしょうか?

煮物などの日本料理を、お椀の3分の1ぐらいの量をいれ、立体的に盛り付けると、とても美しく華やかに見えます。

料理をよりひきたてるために、お椀の内側の朱色や黒色も使っていただければ、と思います。

 

大根の千切りなどの白い料理は、内側が黒色の方が、より料理が引き立ちますし、立体的に盛り付けると品良く見えます。

 

秀衡椀はどこが正面か?とよく聞かれます。

四つ菱の【有職菱紋】が正面になりますが、蓋つきの場合は、蓋は漆絵部分を正面にすると、身と蓋が交互に模様が連なるので綺麗にみえますよ。

 

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。