漆器の修理について

翁知屋の秀衡塗、漆器は修理をすることができます。

写真は平泉町内の蕎麦屋さんの器を修理している様子です。

持ち手の部分が折れたり、外れたりしているので、木工用パテで接着。

表面の凸凹を漆と砥の粉を混ぜたサビで、埋めていきます。

〈接着をした様子〉

乾かす間、動かないようにテープでサポート。

 

〈パテの凹凸を砥石で平らにしていく作業〉

まだ途中ですが、これから黒漆を塗り重ねて、完成させていきます。

全面塗り直しは高額になる為、このような部分的修理が大半です。

修理したい品物がある場合

1、品物の状態を確認したいので、当社まで発送お願いします。

2、修理箇所を連絡し、お見積もりを出しますので、料金が合えばお仕事を引き受けます。

※基本的に当社製品を修理しております。

※漆・木製製品でないものは、受け付けておりません。

ご連絡お待ちしています!

 

 

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。