ケヤキ机拭き漆 平泉町<秋>

皆さんこんにちは。
平泉町は一年間の行事がほぼ終わりました。
商工会青年部でボランティア活動が少なくなっているので、飲みに行く機会も減って仕事に集中です。
ストラップなどの在庫が無くなったり、2月に特注で記念品を頼まれたので、
サンプル製作やら段取り組をしています。
来年は世界遺産もどうなるか心配ですが、多くのお客様がきて、満足して観光してもらえるように、準備をしっかりして望みたいですね。
さて今日は急遽拭き漆を頼まれた欅の机のご紹介です。
お客様がよくいうのは、拭き漆は漆を塗ってないのですか?と聞かれます。
下の写真を見てわかるとおり大抵木は白い色をしています。

その木地に漆を染み込ませて布などで漆をきれいにふき取ると下の写真のようなこげ茶色になります。この作業を何回も繰り返すとツヤがあがってきていい雰囲気の製品に仕上がります。

最後に平泉町の秋をプレゼントします。先週の写真です。
今はまさに見ごろを迎えていると思います。

それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。