第二回目の蒔絵教室

皆さんこんにちは。

9月はなかなか更新できなかったので、まとめ更新します。

 

<9月24日>

第二回目の蒔絵教室のため東京出張しました。
秀衡塗の蒔絵筆の使い方と全く異なるやり方でした。
少し説明すると、秀衡塗は漆絵のため、漆をなるべくもり上げ、筆のハライやカスレなどを手作業の表現として重視しています。
蒔絵は、漆を筆の後が残らないように上下左右撫でながら、出来る限り薄く均一に塗り面を作る。

 

今回、金粉も蒔いてみました。金粉1㌘9500円。結構しますね。

 

教室終わりに、日本橋の三越で日本伝統工芸展をみてきました。

どれも精巧な作りです。人間国宝作も一緒に飾られ、各品も、1個、何十~何百万単位の作品ですからね。

 

日本は普段使用の工芸品~国宝クラスの品まで、木竹・陶器・漆・人形・着物・ガラス・金工…様々な工芸部門があって、

改めて凄い国だと思っています。

 

 

それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。