最近の製作状況

今日はもう一つ記事を掲載します。
最近製作している商品の状況です。冬時期で暇ですから、
いろいろと製作をしています。特注品から量産もの遊びのものまで
様々です。
まずは特注品から。
ペンダントヘッドです。
文様は、お客様が古い彫漆の品(100年以上前のもの)
をもってこられて、同じ模様を描いてほしいとのことで作りました。

こちらは<あぶみ>。武士が馬に乗るときの足の鎧です。
修理といいますか、新たに木地から製作しております。

ここからは量産品。
柏の葉の盃です。様々なカラーで文様をつけました。
けっこういいでしょ~。

こちらは溜塗りの箸です。スグロメ漆を8回塗り重ね、
先には炭粉で滑り止めをつけています。あとは金箔で秀衡塗の
文様を入れます。

こちらは去年から販売しているビールカップの下地です。
人気商品ですので早く仕上げたいところです。

ここからは私の遊びの商品。
まずは迷彩柄の洋風皿。漆器にファッション感覚を取り入れてみました。
もちろん秀衡文様も製作しております。
これからもっと漆で表現していきたいと思っています!!

こちらは花魁の文様を描いている途中です。
人物は盛り上げて描いていく予定です。着物も華やかな柄を
描きたいと考えています。

こんな感じで製作しています。
不景気は新しいことにチャレンジするチャンスだと思っていますので、
これからもどんどんやっていきたいですね~
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。