翁知屋とHacoaとのコラボレーション名刺ケース <唐草螺鈿 バージョン> 翁知屋独自の宝相華唐草紋様を螺鈿象嵌という特殊技術で、Hacoa社製名刺ケースに大胆に配置。 世界遺産・平泉のシンボルである中尊寺金色堂、その蒔柱は、漆と金の他、螺鈿(夜光貝)で装飾されています。 その蒔き柱を参考に翁知屋独自の宝相華唐草紋様を螺鈿象嵌した商品です。 ウォールナットの渋い黒の色合い、メープルのさわやかな白い色合い、異なる2種類の木材を使い、最新の木地加工技術によるシンプルでかっこよく作られたケースに、大胆に螺鈿象嵌された唐草紋様が印象的で、初対面の相手も思わず話をしたくなる名刺ケースです。 ビジネスの必需品として、自分用、友人へのプレゼントや目上の方への贈り物に最適です。 名刺は18枚ぐらいが入ります。 木地加工には細心の注意を払っておりますが、薄い板の構造になっており、使用していくうちに反ってくる場合もあります。 木のフシに関して、木そのものを楽しんでいただくため、自然の状態のままでお出ししています。 サイズ :7.2cm×10.8cm×1cm 重量 :40g 材質 :螺鈿(あわび)、ウォールナット 塗装 :漆 、ウレタン塗装

下地
木地師が木地を完成後、生漆を2回ほど塗り、木地に十分漆を染みこませていく。
凹凸ある木口には、砥の粉と漆を混ぜた錆を使い、ヘラで平らに整えていく。

上花塗り
漆を5回ほど漉しゴミやほこりを除いた上塗り漆を刷毛で少し厚みを残しながら均一に塗っていく。
塗り終えたら、先を尖らせた竹棒などを使い、塗り面に付いたゴミをすくい取り除いていく。
特に難しい工程のため上花塗り専門の職人がいる。

地塗り
金箔をはるために、秀衡雲紋様を描く。
塗り厚は薄く凸凹なく均一に、筆のはらいやかすれを活かし、描いていく。

金箔はり
地塗りの固まり具合をみながら、秀衡塗の象徴<菱形・短冊>の金箔を四ッ菱状に手作業で置いていく。
金箔はデザインに合うサイズに、職人自ら切りそろえる。
螺鈿唐草名刺ケース(黒板)
22,000円(税込)