汁椀(花塗り)3個セット

価格: ¥26,400 (税込)
種類:
数量: セット

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サイズ :直径11,7㎝×高さ6,8㎝
重量  :133g
木材  :ナツメ
技法  :花塗り

下地

木地師が木地を完成後、生漆を2回ほど塗り、木地に十分漆を染みこませていく。
凹凸ある木口には、砥の粉と漆を混ぜた錆を使い、ヘラで平らに整えていく。

上花塗り

漆を5回ほど漉しゴミやほこりを除いた上塗り漆を刷毛で少し厚みを残しながら均一に塗っていく。
塗り終えたら、先を尖らせた竹棒などを使い、塗り面に付いたゴミをすくい取り除いていく。
特に難しい工程のため上花塗り専門の職人がいる。

地塗り

金箔をはるために、秀衡雲紋様を描く。
塗り厚は薄く凸凹なく均一に、筆のはらいやかすれを活かし、描いていく。

金箔はり

地塗りの固まり具合をみながら、秀衡塗の象徴<菱形・短冊>の金箔を四ッ菱状に手作業で置いていく。
金箔はデザインに合うサイズに、職人自ら切りそろえる。

汁椀(花塗り)3個セット

26,400円(税込)

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秀衡塗 お手入れ方法について

秀衡塗や漆器を使用した後の、お手入れの方法について解説します。
正しく取り扱うことで、愛着を持って長く楽しめる事ができます。
 
長期間箱にしまった状態は、天然木の漆器にとって良い保存状態ではありません。
乾燥状態を引き起こし、急に使用すると、木の割れや漆はがれの問題も発生します。
できるだけ自然の環境で、使用したり、拭いたりして、水気を与えることで長持ちします。
 
天然木・漆器は、長期間箱にしまわず、使いながら自然の環境の中で保存することをお薦めいたします。
 

①  汚れに関して、使用後は、通常の食器用洗剤で洗って大丈夫です。
漆には抗菌作用が有り、しつこく汚れがこびりつくことはありません。
使用後すぐに手洗い頂ければ理想です。
 
長時間つけ置きするのは、やめてください。木と漆が剥離する原因になります。
洗った後は、すぐに手ぬぐいで水気を拭き取ってください。
 

 

②  食器洗い機、電子レンジ等、電熱で高温になる中に入れる事はやめてください。
下の写真の様に、金箔が高温になり、下地の木の部分が燃えてしまいます。
 

 

③  金箔の扱いについて
 

秀衡塗の特徴である菱形の金箔ですが、漆を接着剤として金箔を貼りっぱなしの状態である為、使用していく内に、こすれとれていきます。
 
しかし、秀衡塗は金箔の綺麗な状態を楽しむ器ではありません。
 
数百年という長い期間、茶人や民芸運動家が惹かれたのは、使い古された秀衡椀の美しさです。
 
金箔も原形をとどめ、漆も下地が透けて見えてきたその様に、日本独自の美意識【わびさび】を感じ、魅力を感じたのです。
 
もちろん金箔直しだけの修理もできますが、使われた歴史を無くすことにもなります。
 
是非、日頃から愛着を持ち丁寧に使用し扱った上での、このような様に秀衡塗の本当の美・価値があるとご理解頂ければと思います。

古代秀衡椀 <16 世紀 左 梅紋 右 沢瀉紋>
金箔ははがれ落ち、塗りは下地が透けているが、数百年間人々に使い古された美を感じる工芸品である。
 

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